2007年11月13日
書評の筆者
書評自体が歴史深いんですね。
そんなことつい最近のことと思っていました。
起源的には18世紀中葉から勃興してきた新聞という大衆向けメディアにおける新刊・新作紹介をその淵源とするが、現在では新聞のみに限らず、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネットなどさまざまな媒体(メディア)を通してもまた書評が行われている。
内容的には、書物の紹介と内容に対する論評とが共存しているところに、特徴がある。したがって、一般の文芸評論のように後者にのみ偏っているものは、通常は書評とは呼ばれない。ただし所謂新刊紹介と書評が区別される境界線もまた、この内容に対する論評の部分に存しており、筆者の独自の見解を示しつつ読者を書物の世界に誘いこむ不思議な文学形式であるということができる。優れた書評文はそれ自身が独立して鑑賞するに足る作品であることが多い。
日本の場合、書評の中心的な舞台である新聞(多くは一般紙の日曜日付け本紙に掲載される)においては、原稿用紙1?2枚が標準的な分量であるが、これは欧米の書評文に比べるとかなり短い。書き手のなかには、これでは委細を尽くしにくいという不満を持つ人も多い。こうした現状は、多くの場合、新聞社側が書評を単なる新刊紹介、場合によっては販売促進の一手段という程度としか考えていないのに対し、書評家には書評そのものをひとつの芸の見せ場として考えている人が少なくないところからきている
書評の筆者は通常、批評家や作家、あるいは新聞社の編集委員などが担当するが、専門の書評家と呼ばれる人々も最近では多くなった。またテレビ、ラジオをはじめ、大衆的効果をねらって、文芸や書評とはあまり関係のない有名人や、芸能人のうちで本好きな人を起用し、「何某がおすすめの本」という観点から販売促進をねらうこともある。このように、現代の書評には、純粋に芸術批評の一形式として行われるものと、商業的な販売促進、新刊紹介の趣旨で行われるものと、両極端の潮流があり、そのことがにぎやかさを増している面がある。
特に新聞書評の影響力はきわめて大きいと言われ、書物の売行きを大きく左右することがある。しかし、そのためにさまざまな問題点が生まれてくることもまた事実である。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)
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